TC Electronic

リバーブ概論 : サンプリング・リバーブ(Sampling Reverb)

サンプリング・リバーブ

サンプリング・リバーブは、ソース・リバーブのバリエーションであり、

特定の実存する空間で、特定の素材を特定のポジションで収録した

インパルス特性を元に残響を生成します。

この素材・ピックアップ・スピーカー配置の組み合わせによる静的な反射パターンは、

その後にあらゆる素材に対して付加することができます。

我々の実験では、ルーム・レスポンスを収録する際に必要となる音の放射と収録

それぞれのプロセスには根本的な限界があるため、

実空間の感覚をスピーカーに移すことは困難であるという結論に達しました。

これは5.1や6.1などのマルチチャンネル・フォーマットにおいて顕著で、

シミュレータのDSPを使用することでバーチャルな空間を特定のスピーカー構成に合わせて最適化する手法があります。

現在、TC製のサンプリング・リバーブはありません。

 

サンプリング・リバーブの利点

• 感覚的にナチュラルな効果が得られる

• 自然の空間の特性を部分的にチャプチャーできる

• 様々なテイストのシミュレーションが可能

 

サンプリング・リバーブの限界・制限

• エディットの幅が限られている。多くの場合、エディットは不自然に聴こえる

• シミュレーションと遜色ない空間をキャプチャーするのが難しい

• エンジン毎に一つのソース・ポジションしか使用できな

• リコールに時間がかかる

• VSSアルゴリズムに比べてダイナミック・レンジとバンドワイズがせまい

 

関連FAQ

リバーブ概論 : ソース・リバーブ(Source Reverb)

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