TC Electronic

Hall of Fame Reverb : Dynamixの設定方法

質問

Hall of Fame ReverbのTonePrint EditorにあるDynamix Modeを設定しているのですが、今いち効果が分かりません。 どのような設定方法が良いのでしょうか?

回答

Dynamix機能はHall of Fame Reverb及び、Hall Of Fame mini Reverb, Hall Of Fame 2 Reverbで設定可能な機能となります。
Guitarの出力レベルは使用されるピックアップにより異なりますが、最大出力はおおよそ-22dBu〜 -10dBuとなります。

設定例: 
Mode : Positive
Threshold: -20dB
Damp: -30dB

この場合ですと、アルペジオなどの比較的音量の小さい場合にのみリバーブがかかり
コードストロークなどの比較的音量の大きい場合にはリバーブがかからないという設定になります。

エフェクトスタイルでDynamixが含まれているのは"Spring”となります。

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各機能の詳細

Dynamix Mode(ダイナミックス・モード)スイッチ
設定オプション : Off(オフ)/ Positive(+)/ Inverse(インバース)

Dynamix は名機 TC 2290 ディレイから継承されているユニークな機能で、入力信号の強弱でリバーブのレベルを調節することができます。
演奏スタイルや内容に合わせて反応が変わる、躍動的な効果が得られます。

後述の Dynamix Threshold パラメーターでレベルの境界点を指定し、その境界の上下で異なるリバーブ・レベルを与えられます。
この音量変化に対するリバーブの変化は、Positive と Inverse の 2 つの特性から選べます。

Off - オフ
Off の設定では、Dynamix 機能なしの通常のリバーブとなります。

Positive -「+」モード
入力が Dynamix Threshold で指定したレベルを上回るとリバーブの出力レベルが抑えられ、
下回るとリバーブの出力レベルが上がります。

Inverse - インバース・モード
入力が Dynamix Threshold で指定したレベルを上回るとリバーブの出力レベルが上がり、
下回るとリバーブの出力レベルが抑えられます。


Dynamix Threshold(ダイナミックス・スレッショルド)パラメーター
パラメーター・レンジ : -50 ~ 0 dB

このパラメーターで、レベルの境界点を指定します。

Dynamix Mode/Dynamix Damp/Dynamix Attack/ Dynamix Release パラメーターの設定の組み合わせで、
入力がこの境界レベルを通過する際に生じるリバーブの音量変化を定義します。

Dynamix Damp(ダイナミックス・ダンプ)パラメーター
パラメーター・レンジ : -60 ~ 0 dB

Positive モードでは入力が Dynamix Threshold で指定したレベルを超えた際、
Inverse モードでは入力がDynamix Threshold で指定したレベルを下回った際の
アッテネーション量を指定します。

Dynamix Attack(ダイナミックス・アタック)パラメーター
パラメーター・レンジ : 0 ~ 1.000 s

Dynamix によるリバーブの立ち上がりに要する時間を指定します。

Dynamix Release(ダイナミックス・リリース)パラメーター
パラメーター・レンジ : 0 ~ 1.000 s

Dynamix によるリバーブのリリース・タイム(ディケイ)を指定します。
ゲート・リバーブ効果や意図的に不自然な効果を得るには、短めの設定で使用します。
典型的な80年代サウンドを得るには、0~100 ms近辺の設定をお試しください。


TonePrint Editor和文取扱説明書
 

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